この日の昼頃から、腹痛に襲われ、夜になると、痛くて起き上がることも苦痛で、ずっと横になっていました。
その翌日、昨日からの腹痛が治まらず、とうとう学校を休むことになりました。
しかし、学校の代わりに、連れて行かれたのが病院。
病院は、小さい頃からいい思い出がないので、行くのが嫌でたまりませんでした。
『病院に着くまでに、治ってくれないかな』
こんな期待も空しく、お腹が治らないまま病院到着。
そして、病院の待合場所で、名前が呼ばれるのを待ちます。
(私は、待つというより、名前が呼ばれないのを願っていましたが)
そして名前が呼ばれ、診察室へと連れて行かれました。
そこで、お腹を出して触診されたりされた後、レントゲンを撮ることになりました。
レントゲン撮影の後、再び診察室に呼ばれ、先生が言った言葉は、
「便が溜まってるね、浣腸しよう」
『え〜、病院で浣腸!?』
いつも家でされてる、あのすごく嫌な浣腸が、病院でもされることになるとは・・・
「浣腸」と聞いたときは、本当に嫌でたまりませんでした。
その後、再び待合場所で待つことになりますが、その間、
『ああ、これから浣腸されるのか・・・』
という思いで、憂鬱でした。
いよいよ、名前を呼ばれ、浣腸をされに行きます。
連れて行かれた部屋には、看護婦さんが3人いました。
そのうち一人の看護婦が、私にこう言いました。
「これからね、お尻から液を入れてウンコをだすからね。」
当時小学生の私に、分かり易いよう説明したのでしょうが、幼少時から浣腸経験豊富な私には、「浣腸するからね」で、十分通用しました。(^^;)
そして、看護婦さんに、浣腸される部屋へと連れて行かれました。
看護婦さんが、銀色の器(後に、膿盆とわかりました。)を持って、連れて行きます。
私は銀色の器を見て、
『本当にあの上に、浣腸があるのか?』
と思いますが、小学生の私には、看護婦さんの持っている器の上など、背丈が足りず、見ることが出来ません。
背伸びをしても無理なので、ジャンプをして看護婦さんの持っているものを見ました。
すると、私の想像しなかった物が、器の上に載っていました・・・



